【こうなってしまう前に・・】マンションが売れない時の管理費支払い問題
中古マンションにとって、売れない状態がずっと続くことは、絶対に避けなくてはなりません。
というのも、マンションが売れないと、
マンション所有者であるあなたが、毎月の管理費、修繕積立金、固定資産税を
支払い続けなくてはならないからです。
マンションが売れなければ、永遠とエンドレスに続きます。
これでは、不動産が「負債」となりかねませんね。
実際に、全然売れなくて、
不動産屋も買い取ってくれず、困っている人もいるみたいです・・・
「最終的には不動産屋が買い取ってくれる」と楽観的に思いがちですが、
不動産屋もボランティアではありませんから、
売れる見込みが無いマンションは、買い取ってくれません。
そのため、マンションを放置しているだけでも、毎月毎月費用がかってしまうのです。
マンションは売れる時に、売り逃げるが鉄則
定期借地権付きマンションに住んでいる知人の場合
私の知り合いに、マンションに住んでいる人がいます。
子供達は巣立ってしまい、夫婦2人暮らし。
4LDKの大きいマンションです。
住宅ローンは支払い終わったのですが、
毎月の管理費、修繕積立費、駐車場代で、だいたい8万円くらいかかっているとのことでした。
さらに、そのマンションは、定期借地権付きという変わったマンションです。
定期借地権付きマンションというのは、
通常のマンションと違い、土地は所有していません。
土地を借りてマンションが建っているため、所有者は建物のみの所有となります。
そのため、決まった年数(50年)が経ったら、
マンションを取り壊して更地にし、地主さんに返却しなくてはならないのです。
じゃぁ50年後はどうなるの?
定期借地権は、平成4年からはじまった制度のため、
まだ50年経過したマンションがありません。
そのため、50年後どうなるのかが、想像しづらいようです。
その知り合いのマンションは、築18年目。
「築20年以内に売ってしまったほうがいいのでは?」と
私はアドバイスしています。
マンションの管理費は値上がりする可能性がある
また忘れてはならないことは、マンションの管理費は見直されて値上がりすることがあります。
マンションの中には、新築時にあえて少し管理費を抑え気味にしておき、
住んでいく中で値上げしていくところもあるようです。
管理費や修繕積立金は、マンションの所有している面積に応じて、
金額が決まっていきます。
上に書いた私の知人の家は、マンションの中でも最上階の一番広い部屋ですので、
マンション内で一番高額だと言っていました。
ですが、ここで忘れてはならないことは、
マンションの管理費や修繕積立金は、築年数が古くなったからと言って
安くなるわけではないのです。
むしろ先ほども言ったように、値上がりしていく可能性の方が大きいです。
それは物価や景気にも左右されていくと思います。
というのは、委託する管理会社や大規模修繕を行う会社に支払う費用が
値上がりすれば、当然管理費や修繕積立金も値上げしないと、賄うことができないからです。
それなのに、マンションを売ろうとしたときの販売価格は築年数と共に
下がっていく可能性が高い。。。
これは、1年また1年と売却する時期が遅くなればなるほど、
お金が目減りしていくことは簡単に想像できますよね・・?
新しく購入する買主さんにとっても、
住宅ローンの返済に、毎月の管理費、修繕積立金、固定資産税、駐車場代を支払うことになりますから、
管理費などの値上げをする前の段階の方が、当然売れやすくなると思います。
逆に言うと、管理費などの毎月出ていくお金が増えれば増えるほど、
結果としてマンションの資産価値は下がるといっても過言ではありません。
こちらの記事にも書いたように、特に今はオリンピックに向けて売り時です。
ぜひ需要のある時に、売ってしまいましょう+・`ω・´)b
参考:【最強】マンション査定で本当に使えるオンラインサイトの最強ランキング
★━━━━ 我が家のリアルマンション売却物語 ━━━━★
イエウールの無料査定のおかげで、高値で売却!
狭いマンション暮らしから
庭付きの戸建てに、買い替え成功しましたо(ж>▽<)y ☆