【体験談】古い一戸建てを売却! 売却益を投資にまわして資産運用したFさんの場合
Fさん「 兵庫県伊丹市の一戸建てを売りました。
1階部分は2LDKで、 2階部分も2LDK。いわゆる二世帯住宅です。
増築したので、LDKが1階と2階両方にある一戸建てに住んでいました。
家自体の築年数は、築45年です。
増築部分も築14年建っていましたが、
日当たりのよい家で、特に不満はありませんでした。」
miu「どうして売却したのですか?」
Fさん「一言でいうと、義母が亡くなったからです。
私達家族は、もともとは賃貸マンションに住んでいたのですが、
主人の両親の面倒をみるために、主人の両親の家で同居することになりました。
ちょうど14年前です。その時に、増築しました。
そして、義父が亡くなり、義母が亡くなりまして、
子どもたちも、学校を卒業してひとり暮らしをはじめたり、
独立していき、あまりこの家に住む必要性を感じなくなりました。
普通であれば、ずっとこのままこの家に住むのでしょうが、
築45年ですから、あちこち修繕が必要になってきたのと、
今修繕して住み続けていたとしても、
そう遠くない将来、建て直しの必要もでてくると思ったんですね。
それだったら、今この家を売却して、その得た収入を、
投資で運用しながら、ゆとりある老後を過ごしていこう!
夫婦ふたりであれば、広い家も必要ないですし、
賃貸に移ろうということになりました。」
miu「そうだったんですね・・・。
確かに、築45年の一戸建てですと修繕したとしても、限度があります。
構造的にも、建て替えの方が安心になりますね。」
Fさん「はい。あと、主人が年金生活で私ももういい年なので、
私達が死んだ後のことも、考えました。
子どもたちには、
おばあちゃんの家が無くなってしまうというのは申し訳なかったですが、
私達の死んだ後のことを考えると、
このままこの家を所有し続けるのは、子どもたちの負担になる。
だったら身軽にしておいて、
お金だけ残してあげた方がいいと思いました」
miu「元気なうちに終活しておくことは大切だと思います。
Fさんご夫婦は、子供さん達のことを第一に考えてらして、
とても素敵な考え方ですね。
私の両親も、今は元気ですがそろそろ声をかけておこうと思います。
実家には使わなくなったものが溢れていますので・・・
あ!私が置きっぱなしにしておいた物も
たくさんあるんだった・・・!!!
以前賃貸マンションに住んでいたので収納が少なくて、
実家に使わない季節物を送り込んで、よく怒られてました(笑)」
Fさん「ははは。
私の娘たちも同じような感じですよw」
大手の不動産屋に依頼したことで安心してしまった・・・!
miu「ところで、どこの不動産屋に依頼したのですか?」
Fさん「全国展開している、大手の不動産屋です。
既にローンは完済していましたので、純粋にいくらで売れるかという問題でした。
最初に提示されたのは2,400万円です。
よくわからなかったので、2,400万円で売りに出すことに承諾しました。
私達は、その金額で売れるものだと思っていましたが、
そうでは無かったんです。
チラシとネットに広告を載せて、1週間毎にアクセスがあったか報告があるのですが、
1週間経っても2週間経っても良い知らせはありませんでした。」
Fさんご夫婦は、専属専任媒介で不動産屋と媒介契約を結んだと予測できます。
1社だけにしか依頼しなかったことと、1週間ごとに報告があるからです。
参考:媒介契約の種類3つ! あなたに最適な媒介契約はズバリこれだ!
miu「不動産売買には”定価”という考え方が存在しません。
もちろん査定額は、その家自体の資産価値を計算するのに加えて、
周辺の売買状況も合わせて、計算されます。
ですが、それも需要と供給のバランスですから、
高くても買う人がいれば売れますし、その逆もあります」
Fさん「そうなんですか・・・全然知りませんでした。
家の価格なんて、どの不動産屋に依頼しても同じかと思っていました。」
miu「私の両親やFさんと同世代の方は、どうしてもITに弱い傾向にあります。
そのため、私から見ると「勿体無い!」というパターンがたくさんあるのですよ。。。」
突然、値下げ依頼の電話がありました
miu「それで、2週間経っても動きが無くて、その後どうなったのですか?」
Fさん「3週間目に突然電話がありまして、
「古い家なので、もっと値を下げなければ売れない」と言われました。
そしていきなり1,900万円に引き下げられたんです!!!
これには私達も「ひどい!!!」と思ったのですが、
こちらは素人ですから、プロのいうことに従うより他にありませんでした。
それでも買い手がつかなくて、
今度は「業者に売りましょう!」ということになりました。
もう何がなんだか分かりませんでした」
miu「不動産屋、一方的ですね・・・
通常、売主さんの意向で物事をすすめなくてはならないのに。
業者に売るという選択肢は、もちろんあります。
早期に売れるというメリットはありますが、
どうしても仲介の時よりも値段が下がってしまうものなんです。
やはり1,900万円より、だいぶ下がってしまいましたか?」
Fさん「それが、業者に売ることに決まった3日後に、
買ってくれる業者が見つかったと連絡が入りました。
なんと何社か手をあげてくれた業者があったようで、
その業者間で競った末に2,100万円に値上がりしたんです。
聞いたところによると、地元密着の不動産屋のようで、
私の家の周辺のことはよく分かっているとのことでした。
家の周辺には、公園や池や緑がたくさんあって、
学校、病院、市役所なども近く、とても人気のエリアだとおっしゃってくださり、
更地にして建て売りにするとのことでした。」
miu「良かったですね!!!
途中どうなることかと思いましたが、2,100万まで上がってよかったです!!」
miu「売りだしてから、実際に契約するまで
どれくらいの期間がかかりましたか?」
Fさん「だいたい1ヶ月半くらいです。」
miu「早いですね。
不動産屋もわずか1ヶ月半しか売りに出してないのに、
買取にすすめてしまったなんて・・・
不動産屋の努力次第で、もっと高値で売れる方法はあったのに・・・」
Fさん「そうなんですか?
でも、正直疲れました。話が、2転3転するんですもの・・・・」
miu「最後に、これから売ろうとしている方へ
アドバイスがありましたらお願いします」
Fさん「見積もりは数社から取った方が良いでしょう。
大手だから安心だと思って、そこにしか頼まなかったのですが、
あとから聞いた話しでは、
会社自体は評判が良くても営業マンによっては注意が必要ということでした。
どうも私達が頼んだ営業マンはあまり評判が良くなかったようです。」
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