【どれがいいの?】媒介契約の種類3つ! あなたに最適な媒介契約はズバリこれだ!
家を売るためには、
「こちらの不動産屋で、わたしの家を売ってください」
という契約を不動産屋と交わさなければなりません。
それを媒介契約というのですが、
あなたの不動産屋は”専属専任媒介”をすすめてきませんでしたか？
実は不動産屋が、
専属専任媒介を勧めるのには理由があるんです！
ズバリ、不動産屋にとってメリットがあるからです。
でも大切なのは、不動産屋にとってメリットのある媒介契約を選ぶのではなく、
我々売主にとってメリットのある媒介契約 を選ぶこと。
なのでこのページを読んで、最適な媒介契約を選びましょう╭( ･ㅂ･)و
もくじ
家を売却するために不動産屋と契約するの？
「マンションを売ろう！」と思ったら、
不動産屋に売却活動を依頼することになりますが、
その前に不動産屋と、媒介契約というものを結ばなくてなりません。
この媒介契約は、必ず行います。
口約束だけで、マンション売却の依頼というのはできないのです。
媒介契約には３種類あります。
- 専属専任媒介契約
- 専任媒介契約
- 一般媒介契約
そして、あなたと不動産屋が、この３つのうちのいずれかの契約を結んだら、
不動産屋はあなたに対し、契約にのっとった義務を果たすことになります。
その義務の内容が、3種類の契約の種類によって、ちょっとずつ異なるんですね。
ではその違いを見ていきましょう。
「専属専任媒介契約」は、１社だけに依頼する契約
「専属専任媒介契約」とは、
ある1か所の不動産屋（A不動産としましょう）にのみ、売却を依頼する
というものです。
専属専任媒介契約を結んでいる間は、他の不動産屋に同時に売却依頼することができません。
また、あなた自身が売却相手を探すことも出来ません。
これは、例えば、
「近所の人が売って欲しいと言ってきた」
「結局知り合いに売ることになった」
というような場合でも、必ずA不動産を通さないといけないということです。
つまりA不動産が買主さんを探したわけでもないのに、
A不動産に仲介手数料を支払うことになります。
A不動産屋は、何もしていないのに棚ボタ状態で超ラッキーですね（;´▽｀A“
でも、その分A不動産も、あなたに対してやるべきことが一番多く、
あなたへの営業活動の報告義務は、1週間に1回以上になります。
つまり、１週間に１回はA不動産から、
どんな営業活動をしているか、などの報告があるということになります。
「専任媒介契約」は、専属専任媒介契約と大差なし！
「専任媒介契約」は、「専属専任媒介契約」と同じように、
1か所の不動産屋（A不動産）にしか売却を頼むことができません。
しかし、あなたが売却相手を探すということは可能になります。
つまり、
「近所の人が売って欲しい」と言ってきた場合には、A不動産を介さずに売ることができます。
その為単純に仲介手数料はかかりません。
でもマンションの売却は、素人同士の契約では絶対に不安です。
揉めた時やトラブルをさける為には、やはりA不動産に仲介に入ってもらって、
きちんと契約書を交わた方がどう考えても無難です。
つまり、「専属専任媒介契約」も「専任媒介契約」も
大きな差は無いということになります。
専任媒介契約でのあなたへの営業活動の報告義務は、2週間に1回以上です
「一般媒介契約」は、複数の不動産屋に同時に依頼できる！
「専属専任媒介契約」や「専任媒介契約」とは違って、
一般媒介契約では、複数の不動産屋に売却を依頼することが可能になります。
つまり、大手のA不動産屋・地域密着のB不動産屋・ネット集客に強いC不動産屋
など、複数の不動産屋に売却することができるのです。
単純に考えて、それぞれの不動産屋の顧客に情報が流れるわけですから、
あなたの物件の露出度が増えますので、買主さんの目にとまりやすくなります。
しかし多くの不動産屋に同時に依頼することで、
それぞれの不動産屋がどのような動きをしてくれているか、
細かく把握することが困難になります。
媒介契約は、結局どれを選べばいいの？
「専属専任媒介契約」と「専任媒介契約」の違いはほとんどありませんので、
“1社だけに頼む“か、“複数に頼むか“の違いだけを考えましょう。
ライバルが、いなくなるからです」
「専属専任媒介を結ぶ」ということは、
先ほど書いたように、売主さん側に縛りが発生するため、
実質的に「A不動産屋経由で売りますよ」と、確定したようなもの。
つまり、悪い言い方をすれば、
放っておいてもA不動産に必ず仲介手数料が入る ということを意味します。
不動産屋というのは、手数料商売。
どんなに良い仕事をしたとしても、契約を取れないと１円にもなりません。
そのため不動産屋は、
確実に仲介手数料が入る、専属専任媒介を結びたがるんですね
でも、「専属専任媒介」で1社だけに依頼するメリットは、
不動産屋だけでなく、実は売主さん側にもあります。
A不動産は、絶対に自分のところで買主さんを探さないといけないので
広告を出したり、販売活動を盛んに行います。
なので一般的に、不動産屋の力の入れ具合は、大きいと考えてよいでしょう。
（まれに、1社だけであることにあぐらをかいて、
怠けてしまう不動産屋もありますので、ココは 見極めが大切）
信頼できる不動産屋の営業マンに任せられるのであれば、
売主さんにとって一番ラクなのが、専属専任媒介です。
逆に、「一般媒介」で複数の不動産屋に依頼するメリットは、
単純に依頼した不動産屋の数だけ買主さんをかかえているので、広く目に留まりやすくなります。
しかし、一般媒介契約の場合、
他社でも依頼していることが多い上に、自分のところで契約するかは未確定の状態なので、
不動産屋自身の経費で広告を出そうという熱意が薄れます。
つまり、不動産屋の力の入れ具合が弱まると考えておきましょう。
そこでわたしが考える、オススメの媒介契約を発表する！
「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」がおすすめ人
- 初めて売却するから、不安な売主さん
- 売りにくい家（立地や築年数など総合的に見て）を売りたい売主さん
- 最初の３ヶ月は、まずは専属専任で出してみたい売主さん
「一般媒介契約」がおすすめな人
- 条件のいい家（すぐに売れそうな家）を売りたい売主さん
- まずは一般媒介にして、熱心なところと専任媒介を結びたい売主さん
- 専属専任にしていたけど、全然動きがないから変更したい売主さん
- 何度も売却したことがある売主さん
- 期日がなく、時間がかかっても問題ない売主さん
最初は、凄く悩むと思います。
このサイトには、不動産屋のチェックポイントをぎっしりと書いておきましたが、
「この不動産屋にだったら専属専任媒介契約で任せたい」
と思える不動産屋に出会えれば一番よいと思います。
このサイトで出てくる”イエウール”は独自の基準を設けていて、
一定基準以上の不動産屋しか登録できないシステムになっています。
なので、イエウールから紹介された不動産屋なら、
悪徳不動産という可能性は、極端に低いです。
つまり、イエウールを使って依頼したい不動産屋が決まった場合、
まずは、専属専任媒介契約でも良いと思います。
イエウールのレビューはこちらを参照してください。
参考：【イエウール】イエウールの口コミを紹介する! 超参考になる完全レビュー保存版!
初めてマンションを売る方は、専属専任媒介の方が何かと安心かもしれません。
どの媒介契約を選ぶにしろ、全てを不動産屋任せにするのではなく、
きちんと３ヶ月ごとに、売却活動の振り返りをしていきましょう(｀・ω・´)ゞ
３ヶ月というのは、媒介契約の更新の間隔が３ヶ月だからです。
もし何か問題が生じた場合は、以下の記事を参考にして、
媒介契約を変更するなど、対策を練り直しましょう！
参考：【知識】専任媒介契約を解除したい! 媒介契約の期間・更新・解除の注意点
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