【元不動産屋が教える】良い不動産屋の選び方! 絶対に抑えておきたいポイント
「マンションを売りたい!
でも・・・
どこの不動産屋に依頼すればいいのだろう?」
大手から小さな不動産屋まで色々あるので、
あなたの大切なマンションをどこに頼んだらいいか、悩みませんか?
多額のローンを組んで買ったマンションですから、
信用できる不動産屋に頼みたいと思うのは、当然の心理です。
私もどこの不動産屋に依頼するかは、とても悩みました。
というより、たくさん比較しました!
ここでは、良い不動産屋を見分けるコツを伝授します(`・ω・´)9
もくじ
良い不動産屋の選び方
まずはマンション売却の心得!不動産屋任せにしない
まず、不動産屋選びの前に、マンションを売る時の心構えですが、
不動産屋に全て任せようという考えは捨てましょう。
あなたにとっては35年ローンを組んで買った我が子のようなマンションでも、
残念ながら、不動産屋にとってはその他大勢の物件の中の1つ。
悲しいですが、これが事実です。
なので、「不動産屋はあなたの家だけを売っているわけではない」
ということを忘れてはいけません。
一緒にタッグを組んで、最短最速でゴール(売却)に行く。
というモチベーションが大切です。
具体的には、
- 何もかも不動産屋任せにしない
- プロの助言に従いつつ、疑問点は率直に聞きまくる
- 売却に協力する姿勢を見せる
言い方を変えると、「不動産屋に売ってもらう」のではなく、
売主さんである「あなた自身が売る」という意識を持つこと。
これに尽きます(`・ω・´)ゞ
じゃぁ不動産屋なんて、どこに依頼しても一緒ってこと?
いいえ。
はっきり言って、めちゃくちゃ違います!!!
まず、上に書いた心構えを頭にいれた上で、良い不動産屋を選んでいきましょう。
不動産屋(宅建業者)というのは、大手から中小まであります
「とりあえず、近所の不動産屋にしておく?」
「いやいや、CMでよく見る大手の不動産屋か?」
「そういや会社の○さん、△△不動産屋で売ったとか言ってたっけ・・?」
うーん、知名度くらいでは、よく分かりませんね・・・
ちなみに・・・
不動産屋によって、また担当する営業マンによって、
最終的な売却価格というのは変わってきます!
なので、どこの不動産屋に依頼するかは、超〜〜大事なんです!!
大手不動産屋に依頼した時のメリットとデメリット
大手不動産屋で売却依頼するメリット
なんといっても、資金力があることです。
地域密着型の小さい不動産屋に比べて、母体が大きいですから資金が豊富にあり、
そのため、ターミナル駅の駅前などにドドンと店舗を構えることができます。
目立つところに店舗があれば、それだけ来店されるお客様も多いですから、
買主さんを集めやすいです。
また、ポスティングや折込広告といったチラシ媒体や、
費用のかかるオープンルームなども行うことができます。
また、知識の多さと、フットワークの軽さも良いです。
といっても不動産屋によって違うのでしょうが、
大手の営業マンの知識の多さにには、ちゃんと理由があります。
実は私は、過去に大手の不動産屋に勤めていたことがあるんですが、
大手はとても研修制度が充実していたんです。
入社後は、泊まり込みの入社研修がありました。
入社研修では、超分厚い社外秘のファイルを渡され、
・ビジネスマナー、
・お客様への対応の仕方、
・不動産の知識
などなど、とにかくみっちりと叩きこまれました。
教育担当をお客様にみたてての営業シュミレーション。
(しかもイレギュラーな要求のオンパレードで、冷や汗かきまくり^^;)
そして入社後も、3ヶ月研修、半年研修、営業研修になんちゃら研修・・・etc。
そう、大手は、かなりの知識を学ぶ機会があり、そのほとんどがマニュアル化されています。
なので、営業マンの知識も幅広いのです!!
それも、元をたどれば「資金が豊富にある」から可能なことなのですが・・・
それに、地元で1人で営業しているようなおじいちゃん不動産屋と違って、
大手は仕事が細分化されています。
そのため、人数が多いため何かあった時にでもすぐに動ける。
担当営業が手がふさがっていたら、他の営業が代わりをすることも出来ます。
また、支店やグループ会社も豊富にあるので、
「売るか貸すかどっちにしよう?」という時や、
「投資用マンションも欲しくなった」という時など、
長年に渡り同じ会社にお世話になることも可能なことが多いのです。
大手不動産屋にもデメリットはある!
抱えている物件がとにかく多いので、
先ほどいったように「その他大勢の中の1つ」になってしまう可能性が高いです。
ヘタすると、目の前のお客様の接客に追われて、
緊急でないものは、後回しにされる可能性もあります。
そのため、心得でお伝えしたような
「売主さん自身に、売るための努力」が必要になります。
時には、「最近、うちのマンションの動きってどうですか~?」と電話したり、
言い方は悪いですが「営業マンを動かす」ということも必要になります。
中小の不動産屋(昔から地元に根付いている不動産屋)のメリットデメリット
中小規模の不動産屋のメリット
大手不動産屋がターミナル駅などで、広いエリアを対象に営業活動するとしたら、
中小不動産屋は、「地元に根づいた営業活動」をしているイメージです。
買主さんも、「この辺のエリアに住みたい」人ではなく、
「ここの駅に住みたい」
「ここのマンションに住みたい」
など、ピンポイントのお客様が多くなり、
長年の地元の知識で、非常に力を発揮してくれます。
もしも、ピンポイントであなたのマンションを探している人が
買主さんで来たら、速攻で決まる可能性もあります。
また、中小ならではの親しみやすさや、相談しやすさもありますね。
私は自分が働いていたのは大手の不動産屋ですが、
私が戸建てを買ったときに依頼したのは、
ほぼ1人で営業しているような小さな不動産屋でした。
これはもう不動産屋がどことか関係なく、
営業マンに惚れ込んだからですが、ほんっっとうに我が家の為に
あっちこっち代わりに行って写真撮ってきてくれたり、
足を向けて寝られないと旦那と話していたほど、良くしていだきました。
現役の時、私はここまでのことは出来ていなかったし、
こんなに全力で仕事している営業マンを、私は初めて見ました。
魂入れて仕事している様子がひしひしと伝わってきました。
そして中小の不動産屋は、大手に比べて抱えている物件数が少ないので、
あなたが依頼したマンションが忘れ去られる心配は、ほぼありません。
信用できる人が働いていたり、知り合いがいる場合は
とても心強いと思います。
中小規模の不動産屋のデメリット
大手に比べて人員が少ないことです。
また、若手が少ない、昔ながらのおじいちゃん不動産の場合、
古くからのやり方でずっと来ていて、
自社HPの充実さなど、ネットでの営業活動が弱いという可能性もあります。
でも不動産業界は「レインズ」というシステムで、
どの不動産屋がどのマンションをいくらで出しているかなど、
閲覧するシステムがあります。
なので、囲い込みをしていない限り、中小だからといって
特別不利ということはないと思います。
囲い込みについてはこちらに書いてます。
参考:【売主が知らない事実】不動産屋の囲い込みとは? 通報するよりやるべき事がある
不動産屋選び、結局どこがいいの?
同じ会社内でもベテランの営業マンから新人までいますから、
会社名にとらわれることなく、
大手も中小も両方見て、“営業マンの質”を比べる必要があります。
また不動産屋によって、得意なジャンルというのも異なります。
- マンション売買が得意な不動産屋
- 土地の販売が得意な不動産屋
- 賃貸物件を豊富に取り扱っている不動産屋
- ファミリー向けの物件を多く取り扱っている不動産屋
- 学生向けのワンルームマンションを得意とする不動産屋
- 投資用物件を得意とする不動産屋
一言で「不動産屋」といっても、取り扱っている内容は実にさまざまです。
看板や社名を見ただけで、その不動産屋の得意分野まで
把握するのはちょっとムズカシイですよね・・?
なので、まずはオンライン査定なのです。
イエウールでの無料査定では、
あなたが売りたい物件が、全ての基準になります。
つまり、
あなたの売りたい物件として、「分譲マンション」にチェックを入れると、
分譲マンションの売却が得意な不動産屋の中で、
あなたのエリアに対応している不動産屋が候補にあがります。
あなたが売りたい物件が土地だったら、「土地」にチェックを入れる。
すると、土地の売却が得意な不動産屋が候補に選ばれるのです。
あなたは、この候補にあがった不動産屋の中から、
査定したい不動産屋を選ぶだけ。
これって、超効率的だと思いませんか?
イエウールについては、コチラのレビュー記事も参考になります。
参考:【イエウール】イエウールの口コミを紹介する! 超参考になる完全レビュー保存版!
不動産屋に行った時に、確認すべきこと
オンライン査定をしたあとで目当ての不動産屋に行った際には、
今出ている物件たちを、よーーーくチェックしましょう。
- 自分が売りたい物件と似ているか(マンションならマンションを多く取り扱っているか)
- エリアは同じか
- チラシは魅力的か(魅力的なチラシが作れる業者か)
ぜひ買主目線に立って、チェックしましょう!
その時に、不動産屋がどういった販売方法をするのかを聞くことも忘れずに。
自社ホームページ、不動産ポータルサイト、業者間チラシ、投げ込みチラシ
など、不動産屋によって売却の方法も異なります。
私が見た限り、いまだにアナログな不動産屋も、結構あります。
「どういった売却戦略が得意なのか?」
「オープンルームはどういった時に行うのか?」
「どういった時に価格を下げるのか?」
営業マンについても、忘れずにチェックしてくださいね!
まとめ
- 大手も中小もメリットとデメリットがある
- 不動産屋に行ったら、買主目線で魅力的な物件がある不動産屋か見る
- 何社もいくとワケがわからなくなるから、気づいたことは必ずメモる習慣を!
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